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【 三沢厚彦 アニマルズ ┼PLUS 】 [観た!]


「ほほう、それはそれは…。キミ、案外モテるんとちゃうか」




幼稚園で昼食後の片付けが『全くなっとらん!』コドモである

空になったお弁当箱を、ナプキン・お手拭きと共に巾着袋に入
れる。歯磨き後、歯ブラシ・コップをビニール袋に入れてから
巾着袋に…

________? なんか難しいかコレ ?________

帰宅後コドモの鞄を開けてみりゃ、弁当箱・ナプキン・歯ブラ
シ・コップ・ティッシュ・お便り帳・ビニール袋・靴下・小石・
草・紙切れ・その他色々…、実にもうひっちゃかめっちゃか!。
まるで台風通過?…或は、イジメ?、とも疑いたくなるほどの
荒れっぷり

女の子やねんから、もうちょい そのへん気ぃ遣ってぇな

と思うけど、まだそんな自覚は無いよな。「おんなのこやから
みのまわりをきちんとしておかねば」などと

実際、今回は“おとこのこ”に整理整頓されてやんの!


驚いた
出掛ける前と(鞄)内部の様相に殆ど変化がない

『のりくんがおかたづけしてくれた』

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お!
コドモ、やるジャン!
早々と男を手玉に取ったジャン!
“昔風童子顔”、その魅力に気付く のりくん!アナタ目が高い!



(実情はなーんにも分かってない私)

(几帳面な のりくんが、ウチのコのことを不憫に思って片付
けてくれただけか… ちらっと考えるが、黙過黙過黙過黙過!)


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我が子がモテると嬉しい!

勘違いだろうとなんだろうと、これぞ『子どもを産んだことに
よってもたらされた ささやかな喜び』

_実は一番“自分がモテたい”!
_どこのどいつがどれ程モテようとそんなこたどうでもエエ!_
_魔性の女=高岡早紀…何故どうしてWhy?(甚だ見当違い)_

日々、
食パン片手にワイドショーを眺めつ、こういうようなこと↑を
考えてる自分が、自分以外の者の手柄を心算無しに喜ぶなんて!




コドモは自分なのか
自分の分身
自分の作品なのか(窯から出すまで出来栄えが謎!の陶芸品)

作品を評価されて嬉しい
このコがスカウトされた時の気分と同じ

「作品」って言うとヤバいしマズイ

しかし、コドモが自分に楯突いた時、どーにもこーにも腹立た
しい気分になってしまうのは、『彼女が人間として意志感情を
持つことを否定する…即ち、モノ言わぬ作品であれと強要する』
そういった心構えでコドモと向き合ってる証拠ではないのか

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作品を鑑賞してきました。ゲイジュツ作品

【 三沢厚彦 アニマルズ ┼PLUS 】〜2007年4月14日〜5月27日
平塚市美術館(http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/2007201.htm

巡回
北海道立旭川美術館 6月16 日(土) 〜 8月23日(木)  
高崎市美術館 9月8日(土)〜10月28日(日)
伊丹市立美術館  11月3日(土)〜12月16日(日)
ふくやま美術館  12月22日(土)〜2008年3月9日(日)


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オフ会だよ、おっかさん! 【 書の名筆Ⅲ 書のデザイン 】展 [観た!]

        東京だよ、おっかさん!

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子育て…というか、子どもと共に過ごす時、我々大人は、従容
としながらもある程度、テンションを高める必要がある

高まったテンションが戻らなくなってしまった自分は、平常時
(の自分)にはおよそ考えられぬ行動に出るのであった

   

    それが『オフ会』!、またもや『オフ会』!

 オフかい 【オフ会】
 ネットワーク上のコミュニティーのメンバー(同じ掲示板
 に集まる人など)が、実際に顔を合わせる集まりのこと。
 この場で初めて顔を合わせる場合も多い。オフライン-ミー
 ティング。オフミ。
〔補説〕 ネット上でのオンラインのオンに対してオフという
               YAHOO ! 辞書・大辞林より

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待ち合わせ場所、JR有楽町駅

約束時間間際、頭ン中を色々な考えが錯綜

なんだ、あんだけエラそうなこと書いてるわりに…
なんだ、あんだけ文中で難しい言い回しするわりに…
なんだ、あんだけ“高額化粧品使ってる風”なわりに…
((( 普通以下のパッとしないヤツ!って思われたら )))
 
こんな田舎モンとお話しするのはチョット〜って思われたら…
こんな化粧下手(相当なcomplex)な奴〜って思われたら…
こんな関西弁野郎相手なんて〜って お顔コワばっちゃったら…
((( なにせ場所が場所…「トーキョー」ですから )))

これを機にコメントくれなくなっちゃったら…
既に今、遠くから私のこと見てて帰っちゃうつもりとか…
既に今、遠くから私のこと“数人で”見てて、嗤ってるとか!

まるで出会い系サイトの援交!。バラは手にしてないけど


一抹の「不安」、そして何と言うか「後ろめたさ」のような…

別に男と会うわけではない。別に男と悪い事するわけでもない


何考えてんだ
一気に払拭するは、前出の驚異的パワー=「育児期間における
ハイテンション、或は感覚の麻痺(護身力低下)」
そして、『コメントを下さる皆様は“全員味方!”』と信じて止
まない自分のオメデタさ

 
 幼稚園関係者以外との新たな人脈形成!(これに尽きる)

ノコノコ出て来た今日もまた。新記事エントリーそっちのけ!。
オフ会って楽しいー

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ゆうこりん様登場!(http://blog.so-net.ne.jp/yukorin/

彼の「教育ママ」だ。育児のお手本。彼女が綴る“清く正しく
美しい”記事に、畏れ多くてコメント出来ない自分。読み逃げ
常習犯。こういう方、沢山いらっしゃると思うのですが

で、可愛いよ「教育まま」。男にモテそうなタイプだよ
モテるより“モメる”“キテる”自分とは正反対。悔しいけれど
頭脳明晰。隙がないよ。…んだけどしかし甘えんのも絶対上手
なんだこのひと。女の武器の使いどころを心得てるというか…
クラスメイトだったら大変だ。仕事仲間だったとしても大変だ
               …あ、コレ、おしみない賛辞

丸の内仲通りをトコトコ横断される「きょういくまま」
目的地“出光美術館”(http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/index.html
到着

【 書の名筆Ⅲ 書のデザイン 】〜 2007年2月12日(月・祝)
開館時間:10:00〜17:00(金曜日は19:00まで)
休館日:毎週月曜日(ただし2月12日は開館します)
入館料:一般1000円/高・大生700円/中学生以下無料


「デザイン」って銘打ってるだけに若者も観に来ているハズ…
との思惑は外れ、熟年実年世代がほとんど。さすが帝劇ビル9F

象形文字や梵字、相撲番付表とか南座の“まねき”、ああいう
モノや、へのへの…とか↓そのテの愉快な作品一堂展示か?!…

との期待もやや外れ?、三筆や三蹟…名筆家の書がずらり

こりゃカタイ! …かも


冷や汗気味の私に対し「きょういくまま and also 書の師範」で
ある ゆうこりんサンは、そのラインナップを「avant-garde!」と

確かにスゴイのありましたねえ。“上下逆さまの書”に“鏡文字”、
王様の墓に刻まれた文字には可愛い“小鳥”が留まっていたし、
“徳川家康の南無阿弥陀仏…”(帰宅後、ちょっと調べてみて
家康の人となりを見直した。慈悲が万事の根本、と。天下太平
の世は、やはりこういったリーダー抜きには築かれなかった)

芸術新潮の記事もご参考に
http://www.shinchosha.co.jp/geishin/200702/s_tok.html


で、まぁ、いつものように単独行動であったなら

「あはは、おっもしれえなぁ、鉄斎!」…館内滞在時間40分
といった調子なのだけど

今日は傍に“音声ガイド”…じゃなくて、書のおっしょーさん
(お師匠さん)がいらっしゃる

筆の種類から持ち方・角度、送筆の方向・速さ、表意文字では
なく表音文字を当てる理由、作品の時代考証、用紙についての
エトセトラ…

めちゃ丁寧に解説していただいた!

「ぅるせい!んなもん不要!!。観たまま感じたままでエエ!」
(自分からお誘いしながら何たる無礼!)
とは絶対言えない…というか、ソレがなけりゃ楽しさ1/4だ!。
入館料1000円のうち250円分しかモトを取れていない、てッ!?
(スグに損得勘定)

差し出がましいとこ、全然無くてねぇ…。お人柄ですかねぇ…
…先生、ぜひとも悪い奴ら(私を含む)の善導を!



お蔭様で大変に収穫の多き1時間半でございました

しかしながらココまでで満足しておってはまだまだ甘いのです。
その後の会食で驚くべき「きょういくまま」の実体が明らかに
なるのでありました

敢えて記載いたしません

                  オフ会楽しや
                  楽しやオフ会


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【 ボロボロ ドロドロ 展 】 [観た!]



歩き疲れて気疲れして、心身共に もう「ボロボロ ドロドロ」!?

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やれ忘年会、それ送別会、とどめはゴルフコンペ優勝祝賀会!
(←親しい同僚の優勝をタネにでっちあげた呑み会)
溶連菌保持のオットは変な咳をゲホゲホしつつ、今宵もどこぞ
でハッチャケている

         
          なんか楽しそうだ

クリスマスはコドモの手前、部屋の飾り付け(テケト〜)とか
“それらしい”晩餐(ウチのコ、“肉”はやはり苦手)準備とか、
柄にもなくせっせと動いた(つもりの)自分である

いやいやクリスマスだけじゃなく、この1年よく動いたぞ自分!
体重が出産前より減ったってぇのが その証拠。ロデオボーイを
気にかけるオットとは正反対!

         

         誰か犒ってくれ我を!
         我がために慰労会を!
         

(日記なのでスコブル自己本位。いつもながら。いつも以上!)

心中熱く雄叫びを上げながら、表面上は穏やかにいる(つもり)

 
  …とかなんとかくすぶりつつ年を越すのもナンなので…

     

      ((( 自分ひとりで自分を犒う自分祭り )))


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 意を決して東京!=青山 ! ! =キラー通り! ! ! =子連れ ! ! ! !

うーーむ。何を着て行こうかまず悩む。兵庫県の片田舎出身者、
ただもう「青山」って字面にタジタジ(「洋服の青山」は全然
平気)。コドモの赤いダッフルコート=familiarなのに!familiar
だからこそ!familiarなんか着せてたらヤバイのか青山通り!?…
母娘共々野暮ったい!。野暮ったいったら野暮ったい
ピーコとかドン小西とかに扱き下ろされそうだ(だけども最近
やってないのかファッションチェック)
横浜から東横線に乗り換えて、「自由が丘」「中目黒」「渋谷」
…約10年ぶりだ
東口に出なきゃイカンのに、のっけから「ハチ公」と「モヤイ」
に出会う。ノロとかロタとかロト(※1)とかトト(※2)などの病原
体が浮遊しまくる人混みを コドモを引きずり足早に移動
      
※1:数字選択式宝くじ、※2:スポーツ振興くじ
いずれも本文と関係なし

六本木通りを東に行かねばならぬのに、間違って明治通りを!?
何かおかしい…と思いつつ、関西イントネーションで通行人に
尋ねるのも恰好悪いんで(ここに至る心境行動全てが既に恰好
悪い)コドモを引きずったまま、どんどんズレた方向へ

「カータン、お腹減って歩けない…」と半泣きのコドモの口に
明治ヨーグルトキャラメルを押し込みながら、母はバスに乗っ
て渋谷に戻ることを決断する(後に知ったが、停留所4ヶ所分
歩いた我々)

振り出しに戻り、正しい道を行くと、なんのことなく目当ての
レストランに到着





その名も
「TOKYO FAMILY RESTAURANT」(http://www.familyrestaurant.jp/
渋谷区東1-3-1カミニート20 3F (03)3797-3355
11:30〜24:00 日曜定休

ファ、“ファミリーレストラン”てッ!
出掛ける前にサイトで見、どういうお店か(世界20か国以上の
お食事メニューをご用意)理解したうえで入店。すかいらーく
やデニーズやサイゼリアとは違います。ドリンクバー・サラダ
バー無し!。コドモも騒いでない!というかコドモはいない!
「そうだろなあ」と思っていたら、子供用椅子・子供用カトラ
リーが出てきた。おおきに!ありがと!と、発声しそうになる
のをグッとこらえる

2種類のチーズ入りオムレツ。ジャークチキングリル(ジャマイカ)




お店のかたに気を遣っていただいて、すっかりご満悦のコドモ。
タメ口を利いてるが標準語っぽい!。やっぱり染まってゆくの
だなあ、幼稚園のオトモダチの中で…
母は少々ジェラシーを感じる(しかし先程、関西弁に劣等感)
だけどその場は取り繕い、コドモの尻をたたき 次の目的地へ…


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


歩く歩く


コレを左手に見ながら青山通りを北東へ

「お金がナンボあっても足りんなぁ」と思う程、魅力的なお店
が並ぶ。“お金、ナンボでも持ってますよ”的な美人…というか
ミセスなのかマダムなのか…その手?の人種がカツカツカツと
ブーツを鳴らして闊歩。嗚呼…自分、ブーツ履いてないィィ
首からネームカードを下げている人間も多い。恰好エエーッ!、
仕事場がこの近くだなんて!。コドモを引きずってる自分って
一体ナニッ?!とさえ思う

           

           母親なのだ!
   育児はあなた方のお仕事と同じくらい大変なのだ
 
      恰好付けてなんかいられないけど…



卑屈になっちゃうなぁ、こういうトコ歩いてるとどーしても…
((( 自分祭り )))のハズが…


おおっ!、
ブチブチぬかしてる隙に、またしても妙に頭の小さい人間が!
単に外国人なのだが。モデルさんなのか?。傍らの約4歳児と
同等サイズではないか。なワケないか。何食べたらあんなふう
な体型に?!。白菜の漬け物や南瓜の煮物、イクラやキノコとか
じゃないと思うぞ 我が子よ
ああ、よく見りゃ あちこちにモデルっぽい綺麗な人間が
あちこちでスカウトなんかも行われているのだろうか
ちょっと腹に力を入れて?自意識過剰に歩いてみる田舎出身者。
コドモ連れてんのに!

「すみませーん」
って声がかかって『ぐるりっ!!!』とイキオイよく振り返れば
リラクゼーションサロン(お子サマもご一緒にどうぞ)の勧誘

そんなに疲れて見えるのか我々…(確かにこのあたりをベビー
カーで行き交う“所帯窶れとは無縁”の母子とは異なる)



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



歩きに歩いて時刻は4時前。漸く ((( 自分祭り ))) 会場へ

開催当初から妙に気になってた展覧会

【 ボロボロ ドロドロ 展 】〜2007年1月28日(日) 
ワタリウム美術館(http://www.watarium.co.jp/)渋谷区神宮前3-7-6
開館時間:11:00〜19:00(水曜日は21:00まで延長)
休館日:月曜日(但し1月8日[祝]は開館) 12月31日〜1月3日は休館
入場料:大人1000円、学生800円(25才未満) 会期中何度でも使
えるパスポート制チケット


詳しくはHPを見ていただいて
大阪生まれ、NY在住の河井美咲さんと、NY在住のテイラー・
マッキメンス氏の作品展

河井さんの方が“ボロボロ” …そいつは今まさに、ウチのコ
が夢中になっている世界ッ!。紙を切って貼って何や分からん
立体や人形を作ってる。そらモチロン河井さんの方は「アート」
に昇華してるが。コドモはかじりついてインスタレーションの
テレビ画面に見入ってる。良かったなあ、面白いのがあって

“ドロドロ”のテイラー氏 …さすがに彼のドローイングの凄
まじさには恐怖を隠せぬ約4歳児。汗とかヨダレとか臑毛とか
ウンコとか、彼特有の鬼気迫るタッチは 私でさえ動揺した
「幼稚園児みんながみんな こんなウンコ描いたら怖ぇぇ!」

どちらのかたも、儲かってるかは別として好きなこと突き詰め
てやってる姿勢?が好ましい
コドモがいたらこんなの無理なのか?
いや、そんなことはないだろう。ただ、今 私に、突き詰めて
やる何かが無いだけなんだろう。いいなあ「何か」を見つけら
れたヒト


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



散々毒づきながらも自分の中では盛り上がった ((( 自分祭り ))) 。
帰宅後はもう「ボロボロ ドロドロ」だったけど、コッチでノビ
ノビ過ごし過ぎてんのを締める意味で、たまには最先端の街に
繰り出さにゃイカンと学習しました。せっかく関東に住んでる
のに、渋谷駅周辺の東西南北が分からん自分は、郷の知人にも
申し訳が立たん。(が、詳しくなって、申し訳が立って、他に
何になる?、専業主婦よ。 …ただの自己満足〜〜)

土産↓
ピエール・エルメのマカロン(青山通り沿い、ビビりつつ入店)
ワタリウム美術館(オン・サンデーズ)にてマーブル柄封筒と
絵葉書








ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

どーでもエエけど
今朝、田舎の母から届いた荷物、野菜と共に入っていた「ボロ
ボロ ドロドロ」なカレンダー。これはアートに昇華せんだろう。
田舎ならでは〜(土着自民〜)な こんなモノ!。自分の出所は
所詮田舎〜〜



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【生誕100年記念 ダリ回顧展】 [観た!]

生理期間の暗い気持ちを「なんとかしよう」という自己啓蒙
活動はまだ続くわけです

父娘が公園に出掛けた昼過ぎ、意を決した「東京まで行く!」


【生誕100年記念 ダリ回顧展】〜2007年1月4日(木) 期間中無休
午前7時〜午後11時 東京・上野の森美術館

自らを「生涯シュールレアリストであった」と語るダリ
アクが強く、人によって好き嫌いがハッキリ分かれる画家で
あろう
小さい頃、百科事典で彼の絵を見た(その時は、どうすれば
こういうふうに写真みたいな絵が描けるのかな?と思ってた)。
以来、「きれい」「美しい」「心地良い」とは全然反対方向
の、「奇妙」「えげつない」「不安感」「幻覚」…といった
ある種“見物小屋的”いかがわしさ(画家本人の風貌も含め)
が、私を惹き付けて放さない、こんなの正しい芸術鑑賞か?
…そう訊かれたらマズいかも。しかしどうだ?、平日なのに
入場制限30分待ち。爆笑・太田が“ダリ髭”顔のTVCMに
「何だコリャ?」って集まってきた人間もいるんじゃないか



ダリ髭

ダリ髭


オット曰く「心より頭が先の芸術家やから、ジックリ観ると
疲れる」
それは解る。フロイトに影響を受け続け、非ユークリッド幾
何学やアインシュタインらの物理学理論からイメージを発展
させる… 従って、絵のモチーフひとつひとつに意味がある、
1枚の絵が複数の読みを可能にする


テキトーなところでテキトーにお開きにしよッ。…帰って晩
メシ作んなきゃなんないし(カタく決意)

館内
芸能人みたいに“シュッ”とした若モンがカップルでお越し
です、大勢

ケッ!。“シュッ”としやがって。ふたりでミステリアスな
ムードに浸ってんだなッ
(ダリは自分の絵が大衆にウケている理由を分析している
「人はミステリーが好きである。故に、私の絵が好きだ」)

↑観覧客の後頭部ばかり見せられて(小さな素描にみーんな
たかってる)腹が立つので客批評↑

こりゃアカンわ と、絵の方はササササと流し、展示ボードの
資料を頑張って 観た

ダリの妻=ガラ に興味津々
・シュールレアリスト達の最初の「女神の化身(ミューズ)」
 として考えられてた彼女
・ダリを女性恐怖症から解放した 10歳ほど年上の彼女
・ダリをして「(ガラは)自らの命である」と言わしめた彼女

美というものに関しては誰よりもキビシイ“芸術家”たち
に愛される女性、彼等にインスピレーションを与える女性…
     
    “サウイウモノニ ワタシハナリタイ”

と思ってた(実は今も)

ただし、ラファエロ・ピカソ・夢二…各位にはお引き取り願
いたい

ココでまたまたシツコイが、件の“シュッ”とした若モンら
に問う、

    彼女はキミにとっての“聖母”であるか?!
     (…ナンボなんでも、んなアホな!)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(…そろそろ“締め”に…)

様々な言動で人々を驚かせた芸術家、サルバドール・ダリ
驚くべきことに、この展覧会は私のテンションをも引き上げ
てくれた

  「理性によって行使されるあらゆる抑制を取り除き」
    「子供の精神や精神錯乱者の精神のように」
 「人間とは元来一貫性を持った行動をとることが苦手…
  …一貫性は無視 …幻視を制限する足かせを解く…」
   (最後の一文はウロ覚えのモノを組み合わせました)

各ボードに記載されるシュールレアリスムの主張が、非常に
すんなりと心に入ってきた。自分に都合良く解釈した、とも
言えるが(観覧料\1500のモトを取るべく)

今日、観に行ってヨカッタ

眼鏡ケース\1680、Get Surreal!マグネットステッカー\420、
絵葉書\157 x 2、オリジナルステッカー\525、
そして“前記事”の「ダリ フェイスクリップ」\840!
          …ウソーッ!?。暴利ッ?!。買うなーッ!




ダリ風!


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ブラティスラヴァ世界絵本原画展 [観た!]




      強くなければ生きていけない
   やさしくなければ生きている資格がない

ハードボイルド(=冷酷非情)な母親として
日々奮闘中の!?…じ、ジブ、ジブンーー… 

ン!ん?ンンン?!?!  …ップププーーーーッ!!!!

大嘘。いけしゃあしゃあとまあ…

   …………………………………………………

うーーーーム、暑い!。夏休み!?。「母子密着・再び」!?!?
 ((( に、にッ、煮詰まったぁぁーーーッッッッ!!!! )))

全然“やさしくなれない”自分。『生きている資格なし』!

今日はまた

誰より何より“自分が”思い立ち、出掛けるタイミングも
“自分次第”、慣れない土地を“自己本位”に20分弱歩き、
到着した美術館で“自分お気に入りの”展覧会を観る

ムスメからすりゃ…
昼メシ前の11時半「HiHi PUFFY AMI YUMI」に熱中していた
ところ、尻を叩かれ電車に乗せられ、空腹状態で徒歩20分弱、
慣れないサンダルで靴擦れ、着いた先は海でも公園でもなく
緊張を強いられる公共施設

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【世界の絵本がやってきた ブラティスラヴァ世界絵本原画展】
'06年8月12日(土)〜10月1日(日) 9:30〜19:00(入館は18:30まで。
月曜休館。ただし9/18=開館、19=閉館)
一般\700、大学・高校生\500、中・小学校 無料
平塚市美術館

似非ハードボイルドな母は、“一応”コドモのことを考えて
行き先を選んだ“フリ”をする

しかーし、チャペック兄弟とラダと荒井良二とU.G.サトーを
観たかったのは、あくまでもこの私

 ブラティスラヴァ世界絵本原画展は、1967年、当時の
 チェコスロヴァキアで開催され、現在はスロヴァキアの
 首都ブラティスラヴァで2年ごとにおこなわれる世界最大
 規模の絵本原画展です。同展は各国のベテラン作家たち
 の作品が一堂に展示され、その個性を競うものとして知
 られています… (展覧会チラシより)

確かに内容は濃い。展示されている原画は、絵本の中の一、
二頁に過ぎないのに、それだけで前後のストーリーを想像さ
せる…というか、全部見たく・読みたくなる!。惹き付けら
れる。さすが世界中から選ばれし作家さんたち(展示原画の
いくつかは、実際の絵本として鑑賞することが可能。あちら
こちらに読み聞かせの母子出現)

我等母娘もマネっこで読み聞かせ…数冊…。目を離した隙に

遊ぶ遊ぶ。この手の木製玩具が用意されてます

ち、ちょっとーォ、コレ!コレ!、ここから顔出してみぃ


こんなもん用意された日にゃぁ、ハメるしかない。調子よく
カメラを向けるが、ウチのコの顔、サイズオーヴァー。折角
の“ラダ”イラストが… 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

巡回

静岡アートギャラリー '06年10月7日(土)〜11月26日(日)
広島県立美術館 '06年12月5日(火)〜'07年1月14日(日)
三鷹市美術ギャラリー '07年1月20日(土)〜3月11日(日)
小杉放菴記念日光美術館 '07年4月14日(土)〜5月27日(日)
北九州市立美術館 分館 '07年6月2日(土)〜7月8日(日)
うらわ美術館 '07年7月14日(土)〜9月2日(日)

  

   …………………………………………………

連日連夜、コドモとふたり狭い空間・超接近戦で過ごすうち、
いろいろな物事の許容範囲もミクロ化する。そりゃちょっと
ヤバイだろうと、なるべく足を運ぶ先が、私にとって美術館。
コドモが観てようと観てなかろうと、そんなのどうでもヨシ。

自分の創作活動を周囲に評価されるのって快感だろうなぁー
…いつもながらのねたみそねみ

そうだ。ブログ、更新しよ! (…と、気を取り直す)


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絵本 [観た!]

                雨、止まないなぁーー

「長野県岡谷市…」、テレビに映し出される光景に驚いた

      4日前までは全く知らない土地
  3日前に初めて訪れ、少なからず親しみを抱いた
 
ぎえーッッ!、中央道の下、あんなになっとるーーッッ!?!?
天竜川沿いのあの道、通ったトコがーーッッ!!!!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「海の日」を含む3連休に「山」へ行った。親がいる長野県

雨降り続きで屋外のレジャーは諦め、子ども向き2ヶ所の美
術館に出掛けた

イルフ童画館 http://www.ilf.jp/index.htm
小さな絵本美術館 http://ba-ba.net/cms/

んーーム。…『コドモがいたからこそ、出掛けたスポット』

絵本…
どうだろう、コドモがいなけりゃ再び手にすることはなかっ
たんじゃないか。書店の児童書コーナーなんて through…
絵本を開く時間がありゃ、週刊誌を読む


昼前に「イルフ〜」入館
企画展は“水木しげる”だ。過去に島根でスゴイのを観た
ので、ココのは through
ミュージアムショップには、購買欲をくすぐる品々がずらー
っと並ぶ。「コツコツ集めた“ギザ10”を貯めておこう!」
と“ぬりかべ貯金箱”を手に取った→レジに行った→サイフ
の中身は金額ピッタシ!、しかも“ギザ10”!!…
→諦めた
    …という上手過ぎる話はやはりネタでした

実際は値段のわりにチャチだったんで諦めた。その代わり、
カゴの中から、黄色い光線を上目遣いに放っていたコイツ=
Maurice Sendak の“かいじゅう・MOISHE” を選ぶ
ムスメ若干怖がる

「WHERE THE WILD THINGS ARE」
(かいじゅうたちのいるところ)

んーーム。…この絵、絵だけ見たことはあるんだけど、お話
は忘れてる→次の「絵本美術館」で確認
→内容を一言で表わせば、“戒め”
ひねくれた自分にとっては「その手は食わぬぞ!、脅かした
ところで しょせん絵に描いたキャラ!」

だけどだけど、生まれてまだ3年半目のコドモには その効果
たるや絶大

んーー…、そんなに素直に従うなよーー、ただの絵、ただの
ぬいぐるみ!なんだから。そんなもんより生身の人間…即ち
この私=カーチャンの方が100倍も1000倍も怖いって!
かと思えば、
テレビで“南キャン”のネタに、「なんじゃそら」と呆れ顔
でツッコむコドモ。“なにもかも分かってる”みたいな表情
と仕草…(実際は大人の行動をマネてるだけなんだろうが)

なんだこのアンバランス!?


文章があっちゃ行き こっちゃ行き してますが…

絵本…
こういった“戒め”系は苦手だなぁ(私が)

次の「小さな絵本美術館」で、長新太 氏の本を見つける
“ブタヤマさん”の出て来るやつ・ネコの釣った魚が 道々
出会う動物たちを喰らいながら巨大化していくやつ

そんなアホなー!、だ、2冊とも

たっぷり気持ちを入れて読む
コドモはとにかく、自分が楽しい
やはり“ナンセンス系”でしょう!大人…いや、子供には!
 
 あと、「イルフ〜」の方で エド・エンバリーの“きえち
 ゃえでっかいみどりのモンスター!”という しかけ絵本
 を発見。やはり“しかけ系”でしょう!、破れちゃうが
 

荒井良二作品はー?…と探し回す。自分が読みたい。コドモ
に読み聞かせたい
見当たらず
気が付きゃコドモ、来館の母子にまとわりついている。アン
パンマンの凄さを説いている

いやはや、アニメキャラ…その吸引力の凄まじさ たるや…

「小さな絵本美術館」は、絵本作家のさとうわきこ氏が主宰。
訪れた日に彼女がいらっしゃった。「ばばばあちゃん」を生
み出したひとだ。「せんたくかあちゃん」は今ボロボロの姿
で(自分が幼稚園の頃手にした)家にある
おおーーっ!と少し感激して近付いてくと、さらに感激しま
くりの来館者に先を越された
「私も子どもも大好きなんです、ばばばあちゃん!」
ホントか?。子どもはシラケた感じだ
このノリでうちがやると
「アンパンマン大好きー!」
などとムスメ、失言&苦笑のとんでもない状況を作り出して
しまいそうなんでブレーキ! …なんて冷静な自分


なんだかんだありながらも、やはり居心地はヨカッタ両施設。
コドモを移動させるのがスコブル難儀!
「あ!あそこから顔出してー」などと徐徐に館から遠ざける

  

  

                「顔ハメ」大好き!



諏訪湖の畔、りんご園の中に建てられた美術館。メルヘン!

            しかし今、大丈夫なんだろうか…


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いまさらトンパ… [観た!]

思いがけない場所で出会ってしまった、こいつらと…

この文字、かなり絵(画)。
読む(見る)者はかなりの想像力を要す

左から「煮る」「揚げる」
鍋、書きかけのヒョウタンツギか…。揚げ物、ドーナツか…

「スカート」「ズボン」「笑う」「墨」「辰」
スカートって…この時代から“メイド系”か…、それに比べて
ズボン、何コレ?!。笑う、怖!、なんか出してるぅ。墨、…
龍はリアル過ぎッ!絵だ絵、写実ッ!!

「子」「卯」「未」「鶏」「オウム」「申」
なんだこの“人間の背中から肩にかけるライン”のような土台!
横顔のドウブツたち!。テキトーやなあ、オウム!。みんな
の目線が後ろ上空デス。しらばっくれてます

むーーー
この変なやつら、一時忘れてたのにぃ
本気で欲しい「超漢字トンパ書体」
http://www.chokanji.com/cktompa/contents.html

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今日撮った写真、ザッと並べると“一体どこに行ったか謎!”


デカいのがアチコチに…

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シャボン玉の実験装置!

科学と文化がテーマの施設「湘南台文化センター こども館」
http://www.kodomokan.fujisawa.kanagawa.jp/
に行ってまいりました。コドモ以上に自分がハッスル!
大人\300、決して高くはない!


川崎へ [観た!]

朝起きていい天気だとつい「どこかに連れて出掛けなきゃ!
(もったいない)」という気分に駆られる。貧乏症なうえに
“コドモは家の中より外で遊ばせろ”…いったい誰が提唱して
んのか分からんが、その教義のトリコである

頭の片隅には「土日はどこも混雑するゾ」の意識
どうにかなるさ!と振り切って小田急に乗車

退屈して騒ぎ出そうとするムスメ。そりゃ仕方ない、もう1
時間以上乗ってるよ!
3度の乗り換え。電車を降りると次はバス
報道陣でゴッタ返す多摩警察署前を通過し、山の上に着いた、
「専修大正門前」
別に大学に用があるわけでなく、そっからテクテク坂を下る

途中ココはどこだ?という風景

さらに木製の階段を下る。コレ絶対(帰り)上りたくない

下り切ったーー!、かと思いきや、神社仏閣(前回の〜観音)
にありがちな石段!!!。バ、バリアフリー、プリーズ…(その
設備はちゃんと搭載されてるはずだ)健常者が頼っちゃダメ

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ココに来たかった!「川崎市 岡本太郎美術館」

ムスメが生まれる前から(コドモを産む、なんて考えてなか
った頃から)…
なんとなく疲れてたのか?、彼の作品に触れ、パワーを貰い
たいと思った

その頃と全く状況が変わった今回は
「ムスメ、コレ観てどんなふうに思うんだろ」
と興味深々

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入ってすぐコレ↓

「な、なにこれ」怖がるムスメ

「これ!これなにィィ」腰が引けている。質問攻め。こたえ
んのがメンドーだなぁもう

アレもコレもソレも「なに?これなにコレ?」動揺しながら
興味は尽きないらしい


「おもろいオッチャンやなー」

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お土産はこれ。饅頭とかモナカとか、変なの一杯あったけど
この手のグッズ、よく考えると割高だ


「河童」のマグネット(奥入瀬渓流沿いに実物の像がある)
タイトル「ノン」の像(絵葉書)。どこにあるんだろコレ?
美術館にはナシ!。青山の記念館の方か?


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【日本の子ども 60年】 [観た!]

(著作権もなにもかも無視無視…)


左上の写真(撮影:緑川洋一 1952年)が、あまりにもウチ
のムスメに似ているので、関内まで行って観て来た

【日本の子ども 60年】〜19日(日) 日本新聞博物館
1945年から2005年までの、さまざまな子どもたちの姿を捉
えた204点の写真で構成…

原爆投下直後の荒野に佇む子ども、炭坑地域に暮らす子ども、
沖縄の陰の部分におかれる子ども…。一度は絶対目にしてる
有名な写真がずらりと並ぶ
事前に予想はついたが、白黒写真の迫力にまいった。疲れた。
被写体の持つパワーをそのまま写真家がフィルムに焼付けた。
…そのままじゃないか。…なにかその 写真家の思いや考え
なんかも付加されてる、絶対に。プロの技だ。当たりまえだ
けど。
薄汚れた子どもたちの妙に光る目が「〜〜が欲しい」「〜〜
になりたい」「〜〜を食べたい」と饒舌だ
ハングリー!。その精神でもって目標達成に突き進む

翻って、写真がカラーに変わってゆくにつれ、子どもたちの
表情から心情をよむのが困難になる。こざっぱりとして大人
の様なポーカーフェイス。
塾帰り電車内で勉強する子ども、眼科で眼鏡の度を合わせる
子ども、白昼堂々公園で抱き合う学生…。
写真なんだけど、まるでテレビ画面を観てるみたい。刹那
的で印象に残らない。
生活の中で普通に出会う場面だからかなぁ。つまんない…と
通過

(白黒写真の右下、撮影:荒木経惟 1963年。残り2枚はウチ
のムスメ=昔の子どもとあまり違和感がない!)

もうすこしコドモが来ているかなぁと思ったけど、平日だと
こんな感じか。ムスメは興奮気味に会場内を駆け回っていた。
顰蹙。どう思って観たんだろう。


博物館内のミュージアムショップで、新聞関係のグッズ発見。
朝日新聞社モノがコーナー化されていた。欧州訪問大飛行の
「神風機」はちゃんと組み立てることが出来ます


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銀座、決死の画廊めぐり【トリッキング・ポップ 秋山祐徳太子 展】他 [観た!]

次、4丁目の「Gallery-58」。先を急ぐあまりトンチンカンな方角へ。気が付けば1丁目。ムスメ「寒いから抱っこしてヘェ〜〜」と震えてる。
古い雑居ビルの4階、エレベーターなし!。担いで上って扉を開ければ、
【新春特別企画 トリッキング・ポップ 秋山祐徳太子 展】〜2月4日(土) http://www.gallery-58.com/
小部屋の真ん中にブリキの立体作品。壁には新聞記事や雑誌の写真…秋山氏による60年代のパフォーマンスアートが紹介されている。
「都知事選立候補宣言」に「ダリコのパフォーマンス」、そのはじけっぷりに圧倒された。今どきありがちな「売名行為」ではない!(と思う)。スゲー速度で自分の道を突っ走ってる!。同じ時代に生まれ、彼が蹴り上げる土ぼこりをかぶってみたかった。だいたい“目の輝き”が尋常ではない…こんな70歳って!?!?、などと考えていると、ひゃー、御本人が登場。で、ムスメと「ダリコ」!。ああっもうー!そんなふうに“パフォーマンスの安売り”されてよいのでしょうか?!。しっかり撮影はしましたが。これからも増々の はじけっぷり=ポップ を期待しております。

午後4時。3件めの画廊へ移動。凍えて泣き出すムスメにチョコボール(イチゴ味)、なんとか付いて来てくれたけど、作品の内容がスゴ過ぎた。オモシロイけどコワい!
【日野之彦 新作展】〜2月4日(土) http://www.h7.dion.ne.jp/~grafica/exhibits/hino.html
ビックリ仰天!目はまんまる(マコトちゃん by 楳図かずお 風)口をポカンと見開く下着姿の女性が、ほぼ“床〜天井”大のキャンパスに描かれている。1体じゃない、画廊いっぱいの「仰天人間」!、目の焦点が合っているようでないようで…。
ムスメは早く外に出たがっている。分かるよその気持ち。幼いキミには刺激が強過ぎ。

外はそろそろ暗くなってきた。「さっさと7丁目へ移動!」母だけ張り切る。ムスメはもはや口も利かない。「アンパンマンテラス(汐留)に行きたぁはぁーいぃぃ」かすれ声でつぶやく。
振り返ればココまでよく歩いた!。間違えて1丁目に行ったことを思うと、1〜6丁目!!。3歳児がココまで…、うーむ エライ!
というわけで(さらに、そこから汐留経由で新橋まで歩いた)、最後に彼女の望みを叶え、そして帰路についた。
「画廊めぐり」っつうほどのことはなかったか?!。予定7ヶ所→実現3ヶ所…


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