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【日本の子ども 60年】 [観た!]

(著作権もなにもかも無視無視…)


左上の写真(撮影:緑川洋一 1952年)が、あまりにもウチ
のムスメに似ているので、関内まで行って観て来た

【日本の子ども 60年】〜19日(日) 日本新聞博物館
1945年から2005年までの、さまざまな子どもたちの姿を捉
えた204点の写真で構成…

原爆投下直後の荒野に佇む子ども、炭坑地域に暮らす子ども、
沖縄の陰の部分におかれる子ども…。一度は絶対目にしてる
有名な写真がずらりと並ぶ
事前に予想はついたが、白黒写真の迫力にまいった。疲れた。
被写体の持つパワーをそのまま写真家がフィルムに焼付けた。
…そのままじゃないか。…なにかその 写真家の思いや考え
なんかも付加されてる、絶対に。プロの技だ。当たりまえだ
けど。
薄汚れた子どもたちの妙に光る目が「〜〜が欲しい」「〜〜
になりたい」「〜〜を食べたい」と饒舌だ
ハングリー!。その精神でもって目標達成に突き進む

翻って、写真がカラーに変わってゆくにつれ、子どもたちの
表情から心情をよむのが困難になる。こざっぱりとして大人
の様なポーカーフェイス。
塾帰り電車内で勉強する子ども、眼科で眼鏡の度を合わせる
子ども、白昼堂々公園で抱き合う学生…。
写真なんだけど、まるでテレビ画面を観てるみたい。刹那
的で印象に残らない。
生活の中で普通に出会う場面だからかなぁ。つまんない…と
通過

(白黒写真の右下、撮影:荒木経惟 1963年。残り2枚はウチ
のムスメ=昔の子どもとあまり違和感がない!)

もうすこしコドモが来ているかなぁと思ったけど、平日だと
こんな感じか。ムスメは興奮気味に会場内を駆け回っていた。
顰蹙。どう思って観たんだろう。


博物館内のミュージアムショップで、新聞関係のグッズ発見。
朝日新聞社モノがコーナー化されていた。欧州訪問大飛行の
「神風機」はちゃんと組み立てることが出来ます


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コメント 4

tulipさん、タダモノじゃないと思ってたけどやっぱり。
ムスメちゃんとこういうのを観に行くなんてカッコイイと思う。
by (2006-03-12 15:29) 

tulip

◎bunny様
公共マナーを体得させるべく、いろんな場に連れて行ってます!
…とかなんとか言いながら、自分の趣味に巻き込んでるだけ
こういうのを観て、早く普通に感想を述べ合いたい!早くそういった母娘関係に…。理想〜
by tulip (2006-03-14 18:33) 

こぶた

これテレビで見て、本物見たいなーと思っていたんですよ。
いいもの読ませて頂きました。
tulipさんの撮る風景の写真もいつも素敵です。
お子さまの鼻の穴をお掃除したのとかも良かったです!
by こぶた (2006-03-14 22:10) 

tulip

◎こぶた様
どうもどうも。
この展覧会、そちらの方へは巡回しないのかなぁ。
街や公園で出会うコドモらが皆 揃って「しゅっ」としたスマート顔なんで、ウチのコ(昔顔…ワラシ顔…)を励ます意味で、観に行きました。
『別にアンタの顔が間違ってるワケじゃない!』
by tulip (2006-03-15 19:25) 

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